ヤシは、単子葉植物ヤシ科に属する植物を広く指して言う呼称である。単子葉植物としては珍しく木本であり、多くは幹は木質化して太くなるか、つる状となり、一部の種では小型で草質の茎をもつものもある[1]。高木で大きいものでは30 mになるが、低木のものや茎が立ち上がらないもの、草本並みの大きさのものもある。

熱帯地方を中心に253属、約3333種がある。日本にもシュロなど6属6種が自生する[1]。観葉植物としての栽培が多く、見かける種数は多い。

生育環境は日陰にも耐えるが、日当たりの良いところを好み、単幹性の種類は日光が当たる方向へと生長していく[3]。多くの種は約20–25℃前後の環境下で生育するが、耐寒性は種類によってかなり差があり、カンノンチク属などの一部の種は0℃以上で越冬できる[3]。栽培されているヤシは美観を保つため、下部から葉が枯れてきたものは葉柄の基部から切り取られ手入れされる[3]wikipediaより

 

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